歯周病病再生療法って何?
歯の寿命を延ばす再生療法。歯周病に罹患してしまった歯は周りの骨が解けていきいづれグラグラしていき抜けてしまいます。
一度歯周病で溶けてしまった歯を支える歯は元には戻りません。
初期の段階中度の段階で再生療法をし、もとに復活させることがとても大事です。ただし適応の段階がございます。あまりにも重度でグラグラしている歯は再生療法の適応ではないのです。
再生療法の実際
再生療法では再生させる材料を使います(保険適応のものと適応でないものがございます)。歯ぐきを開けてよくない歯ぐき(不良肉芽)や歯石を除去し底に骨を再生させる因子と空間を確保します。そして骨が生体の反応で再生されるのを待ちます。その間は外科的な刺激や感染は禁物!
再生療法で気を付けること
✓オペ前までに徹底的にブラッシング歯石とりで歯ぐきの状態をよくしましょう
✓オペ後は1週間ほどは固いものは術側では食べないでください
✓オペ後は1か月歯間ブラシは通さないでください
✓タバコは治癒には大敵です
流れ
まずは歯周病の検査をし、ブラッシング指導や歯石取りなど基本治療を行っていきます。そしてもう一度どのぐらいよくなっているのかを検査診査診断をします。そこで再生療法が必要と判断しましたら、説明させていただきます。
オペの前は前投薬を飲んでいただき感染を防ぐ努力をします。また歯磨きをしっかり行っていただききれいな歯ぐきで臨みます。
当日は歯ぐきの麻酔をしオペを行います。オペ時間は約30分ほどです。そのあとは縫合していて時にはパックもしていますが10日ほどで除去します。また術後の痛み止め抗生剤口腔内消毒も処方されます。
10日ほどで抜糸してからも激しく磨いたりはしないでください。3か月から2年かけて刃の歯周組織が再生されていくと考えられています。
その歯にとっての延命処置になりそのあとのケアもしっかりしていきましょう。
いまもと歯科クリニックでは歯周病専門の日本歯周病学会認定医の医院です。
何かございましたらご相談くださいませ。