歯科医による口腔ケアが癌手術後の肺炎発症率と死亡率を減少 東京大学の発表|いまもと歯科クリニック|奈良県葛城市の歯医者

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歯科医による口腔ケアが癌手術後の肺炎発症率と死亡率を減少 東京大学の発表

【口腔ケアによりがんの発症率や死亡率が減ります】 自分のお口を大切に日ごろからしっかりとケアをプロの歯医者さんでしてもらいましょう。 以下がその論文の引用です   解析対象となる患者は50 万9,179 人であり、そのうち8 万1,632 人(16.0%)が歯 科医による術前口腔ケアを受けていました。歯科医による術前口腔ケアを受けなかっ た患者群と比較して、歯科医による術前口腔ケアを受けた患者群では、術後肺炎の発 症率が3.8%から3.3%に低下し(リスク差:-0.48%、95%信頼区間:-0.62–-0.32)、手 術後30 日以内の死亡率は0.42%から0.30%に低下していました。(リスク差:-.12%、 95%信頼区間:-0.17–-0.07)癌の部位別に層別解析を行ったところ、特に食道癌の患者 で効果が大きいことが分かりました。(術後肺炎 リスク差:-2.44%、95%信頼区間:3.79–-1.11、手術後30 日以内死亡 リスク差: -0.36%、95%信頼区間: -0.71–-0.01)   本研究結果から、癌手術前の患者に対する歯科医による口腔ケアは、術後肺炎の発 症率と死亡率を有意に減少させることが分かりました。実際の医療現場における歯科 医による術前口腔ケアの有用性について、医療従事者・患者の双方にとって重要な情 報の一つとなることが期待されます。     日ごろから定期検診がとても必要です。やはり栄養はお口からとります。食事と一緒におくちのばい菌間長年の見込んでいることとなります。 キレイにしたいですよね(^_-)-☆

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