どうして歯ぎしり・食いしばりをするの?|いまもと歯科クリニック|奈良県葛城市の歯医者

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どうして歯ぎしり・食いしばりをするの?

こんにちは、奈良県葛城市歯医者いまもと歯科クリニック歯科衛生士の中靏です。歯ぎしり・くいしばりの原因は多岐に渡ります。 強いストレス状態が続くと、寝ている間に歯をこすりあわせたり、くいしばったりしてストレス発散するのです。歯ぎしり・くいしばりすることにより脳の中にドーパミンというストレス発散ホルモンが分必され、ドーパミンは麻薬様物質なため、歯ぎしり・くいしばりがくせになりやすいのです。 また、近年パソコンやスマホの普及により人が下を向いている時間が増えたのが原因とも言われています。下あごは筋肉でぶら下がっているから、上あごが下向くと上下の歯が接触しやすくなります。本来、日中普通にしているときは上下の歯と歯の間は3~4㎜離れているのが正常ですが、パソコン、スマホ、ゲームなどの使用中の姿勢からくる上下の歯の接触が日中続くと、就寝時もくいしばったり歯ぎしりして歯を接触する癖がついてしまうのです。 また、あまり知られていないことですが、栄養学的に夜間低血糖を起こしている場合は歯ぎしり・くいしばりが起きやすいです。夕食に糖質中心の食事をした場合、人によっては血糖値が急に上がりすぎてしまい(血糖値スパイク)、急に上がったものは急降下する為、今度は低血糖を招いてしまうのです。この急降下の時からだが このままでは命が危ないと判断して「アドレナリン」を分泌し、アドレナリンは攻撃ホルモンなので、歯ぎしり・くいしばりが起こるのです。お酒を飲みすぎてもアルコールの作用で低血糖を招きますし、カフェインをとりすぎても血糖値が上がる分、その後の低血糖を起こし、歯ぎしり・くいしばりにつながる方がおられます。  

いまもと歯科クリニック
歯科医師
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