
虫歯治療後の耐久年数を延ばそう!
奈良県葛城市いまもと歯科クリニックです。
新しく被せ物や詰め物が入った後、どれくらいもつのか気になると思います。使用年数についてはデータがありますが、これよりもさらに長持ちさせる方法があります。歯科医院との付き合い方を予防型に変えることです。
注目していただきのが、修復物がダメになった原因です。`とれた‘`また虫歯になった’`うみがたまった’とゆう細菌感染症の再発があげられます。つまり、修復物の平均使用年数は、治療後のお口の環境に大きく左右されるのです。虫歯の治療とは単に壊れた歯の修復をしただけなのです。歯が壊れたもともとの原因を取り去っていかないと、歯はふたたび細菌感染を起こして壊れていきます。これでは治療が繰り返されるだけです。
そこで、最も重要なのがお口の環境改善です。虫歯や歯周病はバイオフィルムと呼ばれる細菌のかたまりが引き起こす感染症なのです。バイオフィルムを取り除き感染症の原因を断てば、治療の連鎖を断つことができるのです。
修復物があるのでもう手遅れと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそんなことはありません。定期的なメンテナンスを受けてしつこいバイオフィルムをプロのケアで追い出し、セルフケアを続ければ、二次う蝕を防ぐことができ治療後もグッと長持ちします。定期的にメンテナンスをして使用年数を引き延ばせば生涯自分の歯で食べることもできます。今からでも遅くありません。ぜひ予防型のお口のケアを始めて、その効果を実感していただきたいと思います。


記事監修者

いまもと歯科クリニック歯科医師 今本裕紀
【経歴】
- 四天王寺中学校卒
- 四天王寺高校卒
- 大阪大学歯学部卒
- 勤務医を経て2010年「いまもと歯科クリニック」を
奈良県 葛城市北花内にて開院
いまもと歯科クリニックでは、むし歯や歯周病などの治療はもちろん、インプラントや分子栄養療法といった治療まで幅広く対応しています。お口の健康と心からの笑顔を地域のみなさんに届けできるよう、最善を尽くしております。