知覚過敏は現代病?|いまもと歯科クリニック|奈良県葛城市の歯医者

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知覚過敏は現代病?

知覚過敏は現代病? 時ならぬときにキーンとしみて私たちを苦しめる知覚過敏。「病気ではないし」「そのうちおさまるだろうから」と、我慢していませんか?慢性化したり、症状が重くなる前にぜひ歯科医院でご相談ください。   そもそも知覚過敏とはなんなのか?知覚過敏とは、外界の刺激から歯を守ってくれているエナメル質のどこかが失われたり、ひび割れたりすることで起こる症状。エナメル質に守られていた象牙質がむき出しになり、刺激を受けると、その刺激が神経に届いてしまう。「キーン」と頭を突き抜けるような痛みが特徴だが、いつの間にか痛みが消えてしまうことも少なくない。そのため、「知覚過敏は病気ではないから」と安心している人も多いが、実は歯が壊れかけていたり、痛みがのちに慢性化して病的な痛みに移行することもあるので、油断は禁物です。また、知覚過敏の痛みだと思っていたら、むし歯や歯周病の痛みだったということも。違和感を感じたらすぐに歯科医院に行きましょう。   知覚過敏の治療は主に4ステップに分けられます。まずは生活習慣の改善です。自然な治癒力を促すために、歯ブラシ時の圧が強い方はやさしい力で磨いたり、研磨剤無配合の歯磨き粉を使ってエナメル質が削れるのを防いだり、歯ぎしり・食いしばりをする方はマウスピースを着けて歯へのダメージを軽減させたりして治療をします。   次にコーティング剤を塗って象牙細管を塞ぎます。これでもしみる方は歯の内部で炎症が起きている難しいケースです。新たな細菌が入らないようにレジンやセメントをつめて炎症が収まるのを待ちます。これでも収まらない重度の炎症の場合、神経をとる最終的な治療になります。

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