マウスピ-スについて|いまもと歯科クリニック|奈良県葛城市の歯医者

歯の豆知識 TOPICS

マウスピ-スについて

朝起きたときあごがつかれていることありませんか? もしかしたら就寝中に、歯ぎしりや食いしばりをしているのかもしれません。ぎりぎりという音で気づきやすい歯ぎしりに対して、ぐーっと強く噛む食いしばりは、音がしないため意外と気づいていない方が多いのです。知らないうちに大切な歯が痛んでしまったり、治療したところが壊れたりしては大変です! 無意識の強い力から歯を守るためナイトガードを使ってみませんか?神経をとってある歯は特に要注意です。強い力で歯が折れてしまうことがあります。   ☆こんな痕跡があったら歯ぎしり、食いしばりをおそらくしています このように舌に歯型がつく、歯の先端がすり減っている、あごの骨がコブのように隆起している、内側もコブのようなものができている。このような痕跡があるひとはナイトガードをお勧めします。   これが進行すると・・・
  • 過剰な摩耗とチップ…自分で自分の歯を擦り減ってしまい、象牙質神経がむき出しになってしまうと、刺激が伝わりやすくなるので知覚過敏になりやすく、その部位の虫歯リスクが上がります。力がかかりすぎてエナメル質に微細なひびが入ってかけてしまう。
  • 歯周病の悪化…歯を支えている歯根膜や歯槽骨などの周囲の組織が圧迫を受けます。それにより歯が揺さぶられ動いてしまうなど、症状の悪化につながります。
  • かぶせ物が壊れる、歯が割れる…神経をとっている歯は正常な歯よりもろく、過度な力がかかると中の土台がわれてしまうことも。
  • インプラントが壊れる…歯ぎしりなどで上部構造のレジンやセラミックが欠けてしまいます。
  • 顎関節…顎関節にかかわる過剰な圧力の為に顎関節症を発症することがあります。咬筋や側頭筋の疲労、力の衝撃や歯の咬耗によるかみ合わせの変化が原因の顎関節の痛み、関節円盤のズレなどが原因で起こります。
  だからこそナイトガードを作ってみませんか?仕事や家事、さまざまなストレスでも歯に力がかかることもあります。無意識のうちにしてしまっていることをなるべく早い段階で予防してみましょう☆

記事監修者

いまもと歯科クリニック歯科医師 今本裕紀

【経歴】

  • 四天王寺中学校卒
  • 四天王寺高校卒
  • 大阪大学歯学部卒
  • 勤務医を経て2010年「いまもと歯科クリニック」を
    奈良県 葛城市北花内にて開院

いまもと歯科クリニックでは、むし歯や歯周病などの治療はもちろん、インプラントや分子栄養療法といった治療まで幅広く対応しています。お口の健康と心からの笑顔を地域のみなさんに届けできるよう、最善を尽くしております。

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