精密な根の治療
歯を支えている根はとても複雑です。網目状していたりもします。奥歯は3つ根があったり4つあったり癒合していたり。ある大学の研究では神経をとった歯は15年後に口の中に残っている確率は50パーセント以下といわれています。神経をとるとそれだけ歯はもろくなりますので特に力の強いひとや食いしばりが強い人ストレスがおおい人は割れてしまいます。
そもそも神経までむ及ぶ虫歯にならないことがとても大切です。虫歯菌が神経まで及んでしまうと次は歯を支えている骨にばい菌が広がり体に回ります。なので神経(根のなかにある)をとります。そしてばい菌が入らないように充填しておきます。
もれが神経をとるという治療になります。ここで食い止めばい菌が入らないようにしておくと歯は長持ちします。根の治療はとても大切です。そこで精密治療が必要です。
精密治療では①拡大できる顕微鏡のもと②可及的無菌状態で③治療します
そしてそのあとのかぶせものなどもばい菌が入りにくいものを選ぶと歯は長持ちします!
残念ながら、上記の治療を実践しても、残すことの出来ない歯、というものも存在します。
・根尖病変の原因が、根管の外部に存在するもの(根尖外バイオフィルムの存在)・歯が広範囲にわたって割れているもの(歯冠、歯根破折)・虫歯が深く、虫歯を取り除くと被せものを被せるだけの歯が残らないものもあります
ご相談ください