予防処置について
むし歯や歯周病になる前に
予防しましょう
予防先進国での定期検診受診率は約80%を超えますが、日本での定期検診受診率は約15%程しかありません。お口と言えども身体の一部であり軽視してはいけません。今では、認知症や糖尿病など全身の疾患と綿密に関わっていることがわかってきています。レントゲン写真や歯周ポケットや唾液の性状検査など診査をしっかりおこなうことにより、患者さん一人ひとり個々の状況を把握し方向性を共有していきます。
このような場合はご相談ください
- むし歯や歯周病を予防したい
- むし歯や歯周病がないか確認してほしい
- 口腔内をキレイにしてほしい
- 口臭が気になる
当院の予防処置
歯科医院でのケア
(プロフェッショナルケア)
ブラッシング指導
歯周病の原因は細菌(プラーク)です。歯周病を治癒させるため、適切なブラッシング方法を身につけることがとても大切になってきます。患者さんの口腔内に合わせた適切な方法を指導いたします。
スケーリング
スケーラーと呼ばれる専用の器具を使用して、普段の歯みがきでは落としきれない歯石や歯垢を除去していきます。歯石や歯垢を除去することで、歯周病が進行するリスクを少なくすることができます。
PMTC
歯科衛生士が専用器具を用いて歯を徹底的に洗浄します。PMTCの後は、歯がツルツルになり、爽快感も得ることが出来ます。
ご自宅でのケア(セルフケア)
毎日の歯みがき
ブラッシング指導で覚えた正しい歯みがきの方法で毎日しっかりと歯をみがくようにしましょう。
補助清掃用具の活用
歯みがきだけではなく、歯間ブラシやフロスなどの補助清掃用具を活用することで、より口腔内をきれいにすることができます。
食習慣の見直し
食事と食事の間隔が短い、良く噛んで食べていないとむし歯になりやすいです。心当たりのある方は見直してみましょう。
定期健診
定期的に通院しお口の中をメンテナンスしましょう
口腔内の健康を保つためには、3ヶ月に1度定期検診をおこなうことが大切です。
「痛くなってから歯科医院へ行く」という考えの方が多いですが、「痛くなる前に予防のために歯科医院へ行く」という考え方へ変えていき、予防意識を高めるようにしましょう。
そしていつまでもご自身の歯で制限なく食事ができるようにしましょう。
歯科ドックについて
こんな症状ありませんか?
- 歯みがきの時血が出る
- 口の中がねばねばする
- 口臭が気になる
- 歯がしみるなど
- 糖尿病や高血圧などがある
歯科ドック内容
①歯を支える骨の状態を知る
歯周検査
レントゲン写真撮影
3D画像診断
②歯ぐきの状態を知る
口腔内写真
角化歯肉の確認
出血の確認