皆さん、こんにちは。
奈良県葛城市の【いまもと歯科クリニック】です。
50代は、歯を失う方が少しずつ増えていく年代です。
歯を失った時の治療のひとつにインプラント治療がありますが、この治療には多くのメリットがあります。
そこで今回は、50代からのインプラント治療のメリットについて詳しくご紹介します。
目次
■50代からのインプラント治療のメリット
◎天然歯のようにしっかり噛んで食事を楽しめる
インプラントの大きなメリットは、天然歯のようにインプラント体が歯の根っこの役割を、人工歯が歯の役割を果たし、しっかり噛んで食事を楽しめることです。
食事は毎日の楽しみのひとつなので、ストレスなく噛めることはメリットが大きいでしょう。
◎若々しい口元をキープできる
保険適用の部分入れ歯の場合は、ほかの歯に金属のばねをかける必要がありますし、ブリッジの場合は両隣の歯を削って治療を行うため、健康な歯に負担がかかります。
また、保険適用の素材は審美的に気になることも多いですが、インプラントの場合は、見た目を自然に再現できるセラミックの被せ物を選択できます。
セラミックは天然歯のような透明感があり、変色しにくい素材の被せ物のため、見た目を気にする方にとっては嬉しいポイントですよね。
◎入れ歯のようにずれたりすることがない
入れ歯のストレスのひとつに、ずれる・安定感が少ないことが挙げられます。
インプラントは、取り外し式の治療ではなく、固定式の治療のため、入れ歯のようにずれることがありません。
◎認知症のリスクを軽減できる
インプラントは、顎の骨にインプラント体を埋入するため、噛むたびに脳に刺激が伝わります。
そうすることで、脳が活性化されて認知症のリスクを軽減できると考えられています。
◎ほかの歯の喪失を防ぐことができる
インプラント以外に歯を失った時の治療としてブリッジと入れ歯があります。
ブリッジの場合には、保険適用の中で固定式の治療ができますが、左右の歯を大きく削る必要があります。
また、3本分の歯を両隣の2本で支えるため、左右の歯の寿命を縮めてしまう可能性があります。
部分入れ歯の場合も、ほかの歯にばねをかけて安定させるため、余計な力がかかり、その歯に負担がかかることがあります。
一方、インプラント治療の場合には、歯を失った部分だけで治療をすることが可能なため、ほかの歯に負担をかけません。
そのため、ほかの歯の喪失を防ぐことができます。
■50代からインプラント治療を検討する理由とは
◎入れ歯が合わない方
インプラント治療を検討する方の中には、入れ歯を一度使ってみたけれど、自分に合わなかったと感じてインプラント治療を検討する方も少なくありません。
入れ歯だと、噛む力が弱くなる・しっかり噛めない・入れ歯が安定しないなどのデメリットを感じて、インプラント治療を検討される場合があります。
◎全身の状態が整っている場合が多い
インプラント治療は、顎の骨にインプラント体を埋入するため、外科手術が必要です。
そのため、全身疾患(糖尿病、脳血管疾患、心臓疾患など)がある場合には、その全身疾患が安定していることが条件など、配慮が必要です。
比較的若い50代であれば、全身の状態が整っている場合も多く、安定した状態で治療を行うことができます。
※全身疾患がある場合も、かかりつけ医と連携を取りながら、状態が安定していることを確認して治療ができることがあります。
■50代からのインプラントはメリットが多い
人生100年時代と言われる昨今では、比較的若いとされる50代の方でもインプラント治療を検討する方は多くいらっしゃいます。
現在使用している入れ歯やブリッジにお悩みを抱えている方、歯周病やむし歯などで歯を失い補綴治療を検討している方は、お気軽にご相談ください。