歯ぐきが腫れることってありますよね
その原因によって対処の仕方予防の仕方治療の仕方が変わってきます。
❶
親知らずや生えたての6歳臼歯や7番目の歯が腫れる
❷歯ぐきにニキビみたいなうみの袋ができてはれる
❸
歯槽膿漏で腫れる
❹薬の副作用
❶の親知らずなどが腫れているときはそこに埋まっていてばい菌がたまる環境があるからなので元気な時は免疫力が働きはれたりしないのですが疲れたり歯磨きの時間があまりなかったりとなると腫れてきます。6歳臼歯や7番目の歯の萌出に伴うものでしたら萌出しきってしまうと問題はなくなりますが親知らずはまず放出すると考えにくいですので抜歯することがいいでしょう。
親知らずの周囲は汚れが非常にたまりやすく、特に斜め向きや横向きに生えている親知らずの周囲の歯茎は腫れやすくなります。
またどうしても抜歯の勇気がない時は小さいブラシで磨く、こまめに歯医者さんに専用の器具で掃除してもらいに行きましょう。


❷これは根の先からうみが歯ぐきを突き破って出てきている可能性が高いです根の治療をしましょう。時に③の重度のこともありますのでまずは歯医者さんでレントゲンを撮ってもらいましょう


❸歯周病です
やはり疲れたときには出てきますが根本的にしっかり歯石をとることが大切です
歯茎の腫れは歯周病の代表的な症状の1つです。 歯周病は歯周病菌の感染が歯茎だけに限定された『歯肉炎』と、歯を支えている組織(セメント質・歯根膜・歯槽骨)にまで感染が波及した『歯周炎(歯周病)』の2つに分類されます。 歯肉炎による歯茎の腫れは軽く、赤みを帯びます。痛みを感じることはありませんが、「歯茎がむずがゆい」などの違和感を覚えることはよくあります。

❹
高血圧やてんかんの薬による副作用 高血圧やてんかんの治療で服用する薬剤の中には、歯茎の腫れを引き起こすものがあります。 これは炎症による腫れではなく、薬の副作用によって起こる歯茎の腫れで、薬の服用を中止すれば腫れ自体は治まります。 ただ実際に薬を中止することは難しく、副作用によって腫れている歯茎に細菌が感染すれば歯肉炎や歯周炎を起こし、さらに腫れが強くなるので注意が必要です。精神薬などにもみられます。
記事監修者
いまもと歯科クリニック歯科医師 今本裕紀
【経歴】
- 四天王寺中学校卒
- 四天王寺高校卒
- 大阪大学歯学部卒
- 勤務医を経て2010年「いまもと歯科クリニック」を
奈良県 葛城市北花内にて開院
いまもと歯科クリニックでは、むし歯や歯周病などの治療はもちろん、インプラントや分子栄養療法といった治療まで幅広く対応しています。お口の健康と心からの笑顔を地域のみなさんに届けできるよう、最善を尽くしております。
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