こんにちは、奈良県葛城市歯医者いまもと歯科クリニック院長今本です。虫歯になりやすい3つ①かみ合わせの面の虫歯②隣接面虫歯③歯と歯茎の境目の虫歯のうち今回は①かみ合わせの面の虫歯について説明します!
かみ合わせの虫歯咬合面虫歯とは
奥歯のかみ合わせの面には溝があります実はこの溝は断面を見るととても深いです。パンや粉のものクッキーなどを食べるとこの溝にぐいぐい押し込まれていきます。なかなか磨きとれません。
そしてそこから一度エナメル質に穴が開き象牙質まで到達すると柔らかい象牙質のところで横に広がっていきます。なので見た目の小さい黒い溝という虫歯でなく大きいむし歯の時もあります。
治療法は
むし歯がまだ浅い段階だとつめていきます(CRかインレー) |
既に神経まで達していると神経を取っていきます
【予防法は】
① シーラント(あらかじめ溝をフッ素入りのプラスチックで埋めることで溝を平にします)
※保険適応です
②プラウトや歯ブラシの先でしっかり磨きましょう
【注意】
① 臼歯で溝がある歯→4,5,6,7時に2番目の裏側 |
特に6歳臼歯はえたての時は溝が複雑に入り組んでいます(噛み合ってくるとへいたんになってきます)またはえたては石灰化が低く 虫歯になりやすいです
これは乳歯の奥歯にもありますので乳歯の時も注意しましょう。6歳臼歯は生えたてとても深いので要注意です。
書き出して磨くのも限界があるので予防処置シーラント(フッ素入りの樹脂で溝を埋めて平らにする)がとてもいいです!
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