乳歯の虫歯になりやすい歯って ?
歯が生え始めた頃の赤ちゃんは、おっぱいが大好き。
乳歯が生えそろうにしたがって離乳食が進み徐々に噛んで食べれるようになります。
こうしたお口の食事の変化に応じて虫歯になりやすい場所が変わってきます。
そこで気をつけたい予防のポイントを少しチェックしましょう ‼︎
2歳半ぐらいまで、赤ちゃんはおっぱいを吸い続けます。赤ちゃんは虫歯になりやすく『歯のケア』が大事です。特に虫歯になりやすい場所は 上の前歯の裏側 です。上の前歯の裏側は乳首に当たるところなので虫歯になりやすいのです。おっぱいを飲みながら寝てしまったりするこの頃は注意が必要です。普段から哺乳瓶やマグマグで甘いジュースやイオン飲料を入れて飲むのはとても危険で、上の前歯が溶けてしまいます。
3歳前になると、乳歯の大きな奥歯が生え、大人と同じような食事ができるようになります。この乳歯は大きく歯の溝や、歯間に汚れがたまりやすくなる場所です。フロスやフッ素を塗布するだけでも、虫歯になる可能性はかなり低くなります。
また生えたての乳歯の下顎の奥歯は溝が深くとても柔らかいので、フッ素+歯ブラシ+フロスでケアしていきましょう
虫歯の原因になりやすいのは、糖質の量よりも摂取頻度です。少しでも口の中に糖質が留まる時間が長いほど虫歯になるリスクは高まってしまいます。キャンディなどお砂糖がたくさん含まれているものを長時間かけて食べてしまうと、虫歯になるリスクが高くなってしまうのでおやつは決まった時間に、果物やおにぎりを中心に決まった量をあげることが大事です。
記事監修者

いまもと歯科クリニック歯科医師 今本裕紀
【経歴】
- 四天王寺中学校卒
- 四天王寺高校卒
- 大阪大学歯学部卒
- 勤務医を経て2010年「いまもと歯科クリニック」を
奈良県 葛城市北花内にて開院
いまもと歯科クリニックでは、むし歯や歯周病などの治療はもちろん、インプラントや分子栄養療法といった治療まで幅広く対応しています。お口の健康と心からの笑顔を地域のみなさんに届けできるよう、最善を尽くしております。