食中毒って
こんにちは、奈良県葛城市歯医者、いまもと歯科クリニック院長今本です。暑くなってくると気になるのが食品の衛生状態。常温で放置しておくと傷んだり することが心配になります。そこで今回は、 「食中毒に関する情報」についてお伝え したいと思います。
食中毒の月別・原因別発生状況(平成28年事件数)
食中毒と診断される人の 原因の約9割が 細菌性とウイルス性
●O157、O111、O026などがある ●食後3-8日で症状が出る ●激しい腹痛、下痢、下血などを起こす ●加熱不足の肉などが主な感染源
●カンピロバクター(加熱不足の肉(主に鶏肉)等) ●サルモネラ属菌(加熱不足の卵・肉等) など
腸管出血性大腸菌
その他
●少ないウイルス数(10-100個程度)で感染する ●食後1-2日で症状が出る ●激しい下痢、腹痛、嘔吐など ●二枚貝、ウイルス保有のヒトからの感染
●A型肝炎ウイルス ( 加熱不足の二枚貝・井戸水等) など
ノロウイルス
その他
●酢酸を生成し、腸内の大腸菌を殺菌したり、 腸の粘膜を保護する作用が認められている ●O157を始めとする病原性大腸菌感染を予防 ●感染しても症状を軽減してくれる ●免疫力の向上
●乳中に含まれるたんぱく質 ●腸の粘膜をカバーし、ウイルスの侵入を防ぐ ●食中毒菌の増殖を防ぐ ●ノロウイルスの感染予防、症状の軽減化 ●免疫力を活性化してくれる
BBQや焼肉等での生焼け、 加熱不足に注意しましょう!! 夏季に多い細菌性
二枚貝(主に牡蠣)の生食、 加熱不足に注意しましょう!! 冬季に多いウイルス性
手洗い1 食品の衛生(温度管理、生ものと加熱調理用食品の隔離等) 2 加熱の徹底 3
85℃ 1分間で 感染性失う