ストップ二次う蝕!|いまもと歯科クリニック|奈良県葛城市の歯医者

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ストップ二次う蝕!

  治療済みの歯がまたむし歯になってしまった、という経験はありませんか?詰め物やかぶせ物のある歯がふたたびむし歯になることを「二次う蝕」と言います。こうした治療の繰り返しから抜け出すためにはなにが必要なのでしょうか。   う蝕には、すでに詰めたりかぶせたりしている歯がふたたびむし歯になる「二次う蝕」と、治療していない歯がむし歯になる「原発う蝕」がある。40代からシニア世代では「原発う蝕」より「二次う蝕」、つまりやり直しの治療がだんぜん多い。古くなった詰め物やかぶせものの周りにできた小さな隙間に、細菌や細菌の出す酸が入り込んで歯の内部にむし歯が広がってしまう。せっかくしてある治療がダメになってしまったり、気がついた時にはひどく広がっていて抜歯が必要になってしまうこともあります。歯がしみたり、痛んだりして気がつく人もいますが、修復物の陰に隠れて進行するため、患者さん自身では発見しにくいのが特徴です。見えにくく、初期症状が知覚過敏に似ているので、つい我慢してしまいがちなのも発見が遅れる原因です。   二次う蝕は、ふつうのむし歯と同様、細菌が食べかすを食べて放出した酸によって歯の表面のカルシウムが溶けることで起こります。詰め物やかぶせものをしてある歯は、すでに多くのエナメル質や象牙質を失っていて、その失った部分のかわりを詰め物やかぶせものが担っていて、本来ならこれらがエナメル質のように細菌や酸から歯を守ってくれますが、二次う蝕になってしまうのはどうしてでしょうか。   お口の中は、冷たいアイスクリームを食べたり、熱いお茶を飲んだりと、急激な温度変化にさらされます。しかも数十キロに及ぶ噛む力も加わります。こうした過酷な条件下では、詰め物と歯の継ぎ目などに何らかの不具合が生じたり、歯自体も摩耗したり欠けたりしてしまい、その隙間から細菌が侵入し「二次う蝕」になってしまいます。     「二次う蝕」を防ぐために、正しい磨き方で歯を磨いて、さらに歯医者さんで定期検診を受けてしっかり予防していきましょう。

いまもと歯科クリニック
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