初期虫歯の予防のポイント|いまもと歯科クリニック|奈良県葛城市の歯医者

歯の豆知識 TOPICS

初期虫歯の予防のポイント

フッ素が入っている歯磨き粉を使っているのに初期虫歯になっていますと言われたことはありませんか?実はフッ素配合の歯磨き粉を使っていても使い方次第では効果が半減しています。また、歯磨きの仕方や食生活に虫歯になりやすい要因があるのかもしれません。今回は初期虫歯も含め虫歯予防のポイントを復習していきましょう!   ①歯磨きちゃんとしていますか? 毎日のお仕事、試験勉強などで疲れてバタンキューで寝てしまうこともありますよね。また、お酒を飲んだ後に酔っ払ったまま寝たりして歯磨きをせずに寝てしまったなんて日はないですか?就寝前の歯磨きの統計を取ると20〜30代ではなんと2割近くが週に1、2回しないで寝てしまっているとの結果がでました。夕食後歯磨きせずに寝てしまうことは細菌たちがオールナイトで飲み食いパーティーしている状況をつくりだしています。また、歯磨きは虫歯菌になる汚れを落とすだけではなくフッ素を供給する機械にもなってます。朝と寝る前の1日2回は必ずしましょう。また、歯磨きの仕方は力強く磨いてしまい歯を傷つけている場合もあります。歯の磨き方はプロの衛生士さんに確認してもらいましょう!   ②ちびちび飲み、ちびちび食べしていませんか? ちびちび飲み食べはお口の中に長時間ひっきりなしに甘いものが存在することになるので良くありません。虫歯には甘い食べ物の量より時間や頻度が影響します。   ③すすぐ回数多くなっていませんか? フッ素剤配合の歯磨き剤を使う際に大切なポイントは「すすぎは少なくする」ことです。すすぎをしすぎるとせっかくのフッ素がお口の中に流れていってしまいます。歯磨きの後はよくすすぐと習ってきた40代以降の方ほどすすぐ回数が多いようです。また歯磨き剤は、高濃度フッ素(145ppm)を配合したものを使いましょう。   ④メンテナンス このように予防をしっかりしていてると思っていても虫歯の初めをチェックできるのは歯科医院でしかできません。もし初期虫歯が見つかったら、穴の空いた虫歯にならないようにケアを一緒に頑張りましょう!

記事監修者

いまもと歯科クリニック歯科医師 今本裕紀

【経歴】

  • 四天王寺中学校卒
  • 四天王寺高校卒
  • 大阪大学歯学部卒
  • 勤務医を経て2010年「いまもと歯科クリニック」を
    奈良県 葛城市北花内にて開院

いまもと歯科クリニックでは、むし歯や歯周病などの治療はもちろん、インプラントや分子栄養療法といった治療まで幅広く対応しています。お口の健康と心からの笑顔を地域のみなさんに届けできるよう、最善を尽くしております。

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