保険治療と保険外(自由診療)って???
医療の保険内訳は不透明でよくわからないという人も多いのではないかと思います。
現在の健康保険制度はとても複雑です。
そもそも保険制度って何なのでしょうか。
日本では
国民保険は昔からあったわけではありません。
国民健康保険制度は昭和36年、つまり約50年前からはじまりました。
この制度が始まる前は、歯医者に限らず、あらゆる疾病の費用は、個人が全額負担しており、当時の国民が負担する治療費は相当なものでした。
今では健康保険制度が定着し、当たり前のようになった健康保険制度ですが、当時、治療費は死活問題とされ大変深刻な問題でした。
経済恐慌で農民の収入は激減したのにも関わらずその内の半分が治療費に持っていかれるような危機的状況でした。
最期まで医者を呼べないような貧困層の人たちも多く存在しました。
歯科治療の場合は、生死に関わる問題も少ないため、本当に健康保険が必要なのかは微妙なところなのですが、現在の日本の健康保険は、最低限必要な歯科治療はすべて保険が補ってくれます。
世界的に見てもこれだけ歯科保険が手厚いところは稀です。
ここで重要なのが最低限の治療というところです保険制度ではかぶせは2年が保証期間であったり入れ歯は半年だったりするのです。
それが保険制度で保障されているということです。
アメリカなど諸外国では歯医者の費用は高額です。
その理由が、健康保険と歯科保健が異なるため歯科保険に加入していない場合は、全額自己負担となるからです。
日本では数千円の治療が、アメリカでは10万円を超す事もザラです。
日本は、健康保険で健康面に関する治療であればすべて国が7割負担してくれます。
日本にも民間の歯科保険なるものが存在しますが。
実は日本には保険制度という縛りがあるため 銀のかぶせものが口の中に入っている方が多かったったりするのは日本人だけのようです。。。
海外では保険制度は当たり前でないということなのですね。
アメリカでは就職の際に口元がとても大きく影響するといわれています。
なので矯正が当たり前という国でディズニーの映画でよく子供が矯正装置つけていますよね。
【保険治療と保険外(自由診療)】
自費治療と保険治療の違いは、素材だけではありません
1. 型をとる前の処置が違います
2. 型をとる時の材料が違います
3. 歯の模型に差が出ます
4. かぶせ物(クラウン)は、模型をもとに歯科技工士の手により製作されます
5. 完成したかぶせ物の精度に差が出ます
奈良県葛城市北花内いまもと歯科クリニック