【だ液検査でわかること】
1.歯の健康に関する項目
・むし歯菌→むし歯菌が多いと、歯の表面に歯垢(プラーク)が付着しやすく、歯の健康を損なうことが知られています。
・酸性度(口腔内のpH)→唾液の酸性度が高い(唾液のpHが低い)と、口腔内の環境は酸性になり、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことが知られています。
※pHとは、酸・アルカリの度合いを示した数値です。
・緩衝能(かんしょうのう)→唾液にはむし歯菌や食物由来の酸を中和する機能(緩衝能)がありますが、その働きが弱いと、エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすいことが知られています。
- 歯茎の健康に関する項目
・白血球→歯と歯茎の境目(歯周ポケット)で細菌や異物が増加すると、生体の防御作用により唾液中の白血球が増加することが知られています。
・タンパク質→口腔内の細菌や、歯と歯茎の間にある歯垢(プラーク)の影響により、唾液中のタンパク質が多くなることが知られています。
- 口腔清潔度に関する項目
・アンモニア→口腔内の細菌数が多いと、唾液中のアンモニアが多くなることが知られており、口臭等の原因になるといわれています。
いまもと歯科では唾液検査を実施しております。