
こんにちは、奈良県葛城市歯医者いまもと歯科クリニック歯科衛生士の中本です。食べ物の味は、「味の成分が溶けただ液」が舌の「味蕾(みらい)」に届けられる事で感じます。
だ液が減ると、味覚を感じにくくなるだけでなく、口内の潤いがなくなるり、舌と物とがこすれて炎症が起こり味蕾が働かなくなってしまったり、味蕾自体が無くなってしまうこともあります。 つまり、だ液がが減ると「味覚障害」になる可能性があるのです。 だ液の量が減ってしまう原因として、いくつか考えられますが、食事の時によく噛まないことも原因の1つです。 よく噛むことで、だ液の分泌が促進されるからです。 健康な歯を保ち続けることは、だ液の分泌を促してくれて、美味しい食事を味わえることにつながります。
唾液の少ない人への対処法
- 人工の唾液を使い、口の中の潤いを保ちます。人工唾液は多くの種類があり、スプレータイプ、ジェルタイプなどドラッグストアや通販等で購入可能です。
- 唾液腺をマッサージして、刺激を与え唾液が多く出るようにします。唾液が出る唾液腺は大きなものが3つあります。耳下腺(じかせん)、顎下腺(がっかせん)、舌下腺(ぜっかせん)です。この部分をマッサージすると唾液が多く出やすくなります。
- 唾液が少ない人は、徹底した虫歯予防を行っていかないと虫歯を繰り返してしまいます。自分が考えている以上に虫歯の進行が早くなってしまうので、フッ素を使用し、歯の強化が必要です。
記事監修者
いまもと歯科クリニック歯科医師 今本裕紀
【経歴】
- 四天王寺中学校卒
- 四天王寺高校卒
- 大阪大学歯学部卒
- 勤務医を経て2010年「いまもと歯科クリニック」を
奈良県 葛城市北花内にて開院
いまもと歯科クリニックでは、むし歯や歯周病などの治療はもちろん、インプラントや分子栄養療法といった治療まで幅広く対応しています。お口の健康と心からの笑顔を地域のみなさんに届けできるよう、最善を尽くしております。
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