
外歯瘻とは?
こんにちは、奈良県葛城市歯医者いまもと歯科クリニック歯科衛生士の大西です外歯瘻は口腔内に膿がたまる歯科疾患です。虫歯を治療せずに長期間放置したり歯周病が原因となったりして、歯根に慢性的に膿を伴う炎症がある場合などで歯と顔面の上皮下に膿がたまり赤く腫れ上がり、皮膚の表面から膿汁が排出されます。
外歯瘻は虫歯や歯周病といった口腔内の疾患が原因です。 外歯瘻を起こす疾患には ・歯根嚢胞などの感染 ・顎骨嚢胞の感染 ・抜歯後の感染 ・歯骨の腐敗 ・表面に出ない埋没歯の感染 ・歯周病 などがあります。
★治療法
皮膚病には歯の治療に使用した金属にアレルギーとなる肌疾患や歯の感染症が原因の湿疹など歯科疾患が原因となるものが意外に多くあります。外歯瘻は頬や鼻の横に赤みを帯びた腫瘍ができるためニキビと間違われることもあります。 しかし予防には皮膚的な対応では効果がありません。外歯瘻の原因は歯根の感染などが原因で
あるため歯根治療にならないよう、虫歯の早期治療が有効です。外歯瘻になってしまった場合には原歯の抜糸だけでは根治せず、トンネルとなる瘻管と瘻孔を切除する手術も必要となります。


記事監修者

いまもと歯科クリニック歯科医師 今本裕紀
【経歴】
- 四天王寺中学校卒
- 四天王寺高校卒
- 大阪大学歯学部卒
- 勤務医を経て2010年「いまもと歯科クリニック」を
奈良県 葛城市北花内にて開院
いまもと歯科クリニックでは、むし歯や歯周病などの治療はもちろん、インプラントや分子栄養療法といった治療まで幅広く対応しています。お口の健康と心からの笑顔を地域のみなさんに届けできるよう、最善を尽くしております。