- 歯根の先端に膿の袋などの病巣が大きくて根の治療で治らないまたは治る見込みがない場合
- 歯根が曲がっていたり、根の中の管が細すぎて根の治療がきちんと行えない場合
- 歯に土台が入っているケースで根の治療が必要だが土台を外すことで根が割れてしまったりする恐れがある場合
- 根の治療が必要だが、過去の根の治療で器具の破折片が残っていたり、根の中に詰めている薬剤が根の外に飛び出していて除去できない場合
- 歯が強い衝撃を受けて根の先端部分が折れてしまった場合
歯根端切除術とは
こんにちは、奈良県葛城市歯医者いまもと歯科クリニック歯科衛生士の中靏です。根の治療でなかなか治らない場合、抜歯を覚悟しなければならないこともありますが、その前に外科処置をやることで歯を残せる場合があります。その外科処置の一つに歯根端切除術があります。
歯根端切除術とは、歯根の先端に問題がある場合などに、膿の袋などの病巣をその病巣を含む歯根の先端ごと切って取り除く治療法です。これを行うことにより、歯を抜かずに再び歯としての機能を取り戻すことが可能になります。
次のようなケースで歯根端切除術が行われます。
記事監修者

いまもと歯科クリニック歯科医師 今本裕紀
【経歴】
- 四天王寺中学校卒
- 四天王寺高校卒
- 大阪大学歯学部卒
- 勤務医を経て2010年「いまもと歯科クリニック」を
奈良県 葛城市北花内にて開院
いまもと歯科クリニックでは、むし歯や歯周病などの治療はもちろん、インプラントや分子栄養療法といった治療まで幅広く対応しています。お口の健康と心からの笑顔を地域のみなさんに届けできるよう、最善を尽くしております。