こんな薬の飲み方していませんか?
こんな薬の飲み方してませんか?
1.牛乳と一緒に飲む
牛乳は胃酸を中和するため十分な効果が得られないことがある。
また、体内で薬の効果が発揮できないこともある。
2,水なしで飲む
水なしで薬を飲むと、喉や食道の粘膜に引っ掛かってしまうことがある。
そうなると粘膜に炎症が起きたり、薬が効き始めるのが遅くなる。
3.症状が治まってきたので薬をやめる
処方された薬の服用を中止すると、症状がぶり返すことがある。
一定期間きちんと飲まないと、効果が期待できないばかりか深刻な副作用が起こ
る恐れがある薬がある。
4,リラックスできるので寝そべって飲む
寝そべったまま飲むと、薬が胃まで届かないことがある。
食道で引っ掛かり炎症が起こることがあるので、薬を飲むときは上半身を起こしましょう。
5,効いていない気がするので倍の量を飲む
薬は効き目が最大限に、副作用が最小限になるようにできています。
薬の効き目は、症状の重さや体調にもよります。多めに飲むと副作用のリスク
は高まるものの、効き目が倍になるとは限りません。
6,晩酌の後に飲む
アルコールと飲み合わせが悪い薬はたくさんあります。薬を服用しているしてい
るときは、その前後にお酒は飲まないようにしましょう。薬によっては、アルコール
の影響で効き目が強くなり、吐き気や頭痛、さらに中毒症状や呼吸困難など引き起こ
すことがあります。
7.速く効きそうなのでかみ砕いて飲む
多くの錠剤はコーティングされています。苦みやにおいを抑えて飲みやすくするため、胃で溶けずに腸で溶けるようにするため、成分が少しずつ溶けだして効果を長く保つため、などの理由からです。かみ砕いたりカプセルを外して飲むと
十分な効果を得られないことがあります。
このように、薬の飲み方を間違えると、効きすぎたり効かなかったりするだけではなく、効果が変わった副作用を引き起こすこともあります。薬によって気を付けるポイントは異なりますので医師の指示に従って正しく服用しましょう。