みんな知りたい!歯磨きってこれでいいのか??
歯磨きの仕方って「本当のところどれが正解なのかなぁ」と迷ってしまうことありませんか?毎日磨いてるのになぜか虫歯ができたり磨いてるつもりなのに歯ぐきがはれたり。今までの歯磨きこれでいいのでしょうか。
日本人の95パーセントが歯磨きを毎日行っているそうです。なのに虫歯ができたりすることってありますよね。
歯磨きで何を磨き落とせばいいのでしょうか。①プラーク(細菌の集団で歯にこびりついています)②歯周病菌(歯周ポケットの中に潜んでいます)➌バイオフィルム(プラークが進化してもっと丈夫になった細菌の集団です)④虫歯菌(バイオフイルムの中に潜んでいます)
これらを落としていく必要があります。なのでブクブクだけではだめで物理的にブラシで落としていく必要があります。虫歯予防なら歯ブラシで歯面を!歯周病予防なら歯周ポケットを磨く必要があります。歯と歯の間はフロスや歯間ブラシを用います。
ただオーバーブラッシングといって過度に磨くと歯がすり減ってくるので要注意!
歯みがき粉にも気を付けたいですよね。発泡剤や研磨剤入りは毎日の歯磨きにはよくないことがあります。
1日3回磨くのが理想かもしれませんがそれよりも1日のなかで1回だけ徹底的に磨く習慣をつけたほうがいいのです。プラークが成熟するのには24時間かかるといわれているからです。なのでどこかで根こそぎ徹底的に歯磨きをしましょう。
それでも磨き残してしまうところはバイオフィルムとなってしまいますそれが歯石となってくるので3カ月に一度歯科医院で歯磨きでは取れない歯石をとってもらいましょう。歯石を置いておくと周りの骨が解けてくる歯槽膿漏 歯周病となってきます。取り返しがつかなくなる前に!!!除石しましょう。
記事監修者

いまもと歯科クリニック歯科医師 今本裕紀
【経歴】
- 四天王寺中学校卒
- 四天王寺高校卒
- 大阪大学歯学部卒
- 勤務医を経て2010年「いまもと歯科クリニック」を
奈良県 葛城市北花内にて開院
いまもと歯科クリニックでは、むし歯や歯周病などの治療はもちろん、インプラントや分子栄養療法といった治療まで幅広く対応しています。お口の健康と心からの笑顔を地域のみなさんに届けできるよう、最善を尽くしております。