抜歯て必要な時はどんな時?
抜歯しないといけないときにおいておくと隣の歯まで悪くなったりばい菌が周りの骨にまわっていって血流にのったりすることがあります。
【抜歯しないといけないとき】
①虫歯や歯周病が重度になり治療するには手遅れの時※いまもと歯科クリニックは歯周病専門としていて歯周病認定医ですのでなるべく残せるように歯周外科を行ったり再生療法を行って極力残るような処置をしていきます。
②隣の歯や周りの骨に影響がある。歯が割れたりしているときはばい菌が入り被害が周囲に拡大してしまいます。
➌炎症の根本原因を除去するために。繰り返し腫れたりするなど。
④矯正のため
❺親知らずで横に向かって埋まっていて手前の歯が虫歯になっているとき
【抜歯したところってどんな風に治る?】
当日歯を抜いた抜歯窩に血流がたまる→翌日血餅ができる→1週間後薄い粘膜ができてくる→半年後骨になる※なので抜歯後うがいをきつくすると血のかたまりも取れてしまい骨がむき出しになりドライソケット(3日後に激痛が走る)になり骨ができません。
【抜歯後は】
中間欠損のところは補綴(入れ歯・インプラント・ブリッジなど)入れる必要があります。放置することで隣の歯が倒れたり上の歯が伸びたりしてきます。
【抜歯前に気を付けることありますか?】
✓服用中のお薬やかかられている病院をお知らせください特に糖尿病・血をサラサラにする・骨粗しょう症
✓指定された前投薬は必ず飲んでください
【抜歯の後の注意】
✓いたみどめは我慢せずに飲んでください
✓ブクブクうがいは血餅が落ちるのでだめです
✓運動や入浴タバコお酒は控えましょう
✓日谷静義や禁物です。冷やしすぎると血行が悪くなり傷の治りを妨げます。
✓血がどくどく出てくるようでしたら清潔なガーゼをぎゅっと噛みましょう
抜歯はいやだな・・・とだれでも思うのですが残しておくことのデメリットもよく理解して最善の治療を選択していきましょう。
分からないことがあったり迷ったらしっかり相談して決めましょう。
記事監修者

いまもと歯科クリニック歯科医師 今本裕紀
【経歴】
- 四天王寺中学校卒
- 四天王寺高校卒
- 大阪大学歯学部卒
- 勤務医を経て2010年「いまもと歯科クリニック」を
奈良県 葛城市北花内にて開院
いまもと歯科クリニックでは、むし歯や歯周病などの治療はもちろん、インプラントや分子栄養療法といった治療まで幅広く対応しています。お口の健康と心からの笑顔を地域のみなさんに届けできるよう、最善を尽くしております。