歯科感染症があり口腔内細菌が多い人はコロナにかかりやすい⁈
こんにちは、奈良県葛城市歯医者いまもと歯科クリニック院長今本です。実は口腔ケアによるインフルエンザ予防 はとても重要であることは報告されています。歯科感染症があり口腔内細菌が多い人はインフルエンザに罹りやすく 重篤化しやすいのです。デイケアに通う要介護高齢者さんに対し て、歯科衛生士が口腔清掃を中心としたオーラルケアを実施するとインフルエンザ罹患率 が低い事も発表されています。
腔慢性感染症患者や口腔清掃のままならない高齢者などの口腔細菌数は、数千億個にもな ります。それらの細菌が産生するタンパク質分解酵素やノイラミニダーゼは、上気道粘膜を覆っている唾液の糖タンパクを溶かすため様々なウイルスのレセプターが露出させてウイルス の吸着を許してしまいます。口腔内に慢性感染症もなく口腔清掃も良い人たちは、インフルエ ンザだけでなく コロナ 感染リスクは低いと考えられます。
常用されている 4 種類のエッセンシャルオイルが含まれるリステリン液は、135 年の歴 史を持つ抗菌性洗口液です。リステリン液で洗口すると歯科治療中に口腔内細菌が飛散し て落下する生きた細菌がコントロール群に比べて 92.1%減少させたことが報告されてい ます。リステリン液の短時間での殺菌力は、強いことが分かっています。また、インフルエンザウイルスを 30 秒間で不活化します
【これこそ今やるべきこと】
口腔内の細菌の数を減らすことでほかの感染症にかかりにくくする
そのためにリステリンやコンクールなどのうがいをする
お口の中をきれいに保つ
【いまもと歯科クリニックでは】
滅菌管理を徹底しております