学校検診の紙もらったら~それは健康なお口への入り口
学校から歯科検診の紙をもらってきました学校では何を調べているのでしょうか。
虫歯のチェック。かみ合わせ。省きのチェック。顎関節などです。
学校では座った姿勢で暗いので歯医者さんに行って明るいところでのチェックは欠かせませんがスクリーニングとしてみます。
COという虫歯になりかけの言葉があります。これは治療は必要ありませんが予防で食い止めることができます。シーラントなど溝の予防処置や、フッ素歯を再石灰化したりしましょう。
また虫歯には急性型(早く進行する)と慢性型(比較的ゆっくり進行する)ものがあります。急性のほうが薄い色をしてなかなか目立ちにくく柔らかいです。慢性は黒く変色し固いです。
それによっても予防でいけるのかが変わってきますね。
歯の病気のリスクはステージで変わります。萌出したばかりの永久歯が虫歯になるリスクはとても高いです。そこでしっかり予防が必要です。
あと体が弱っているときや妊娠時などもリスクが高くなりますので要注意です!
記事監修者

いまもと歯科クリニック歯科医師 今本裕紀
【経歴】
- 四天王寺中学校卒
- 四天王寺高校卒
- 大阪大学歯学部卒
- 勤務医を経て2010年「いまもと歯科クリニック」を
奈良県 葛城市北花内にて開院
いまもと歯科クリニックでは、むし歯や歯周病などの治療はもちろん、インプラントや分子栄養療法といった治療まで幅広く対応しています。お口の健康と心からの笑顔を地域のみなさんに届けできるよう、最善を尽くしております。