こんにちは、奈良県葛城市歯医者いまもと歯科クリニック院長今本です。虫歯を治して詰めたのにしみるの時あるのはどうしてでしょうか。感染した象牙質を取り除いて詰めるには象牙質を通る細い神経の末端も一緒に削らざるを得ないのです。自然に症状が治まるまで待ちます。また3か月ほどすると2次象牙質という壁ができてきます。生体の反応ですので時間がかかります。神経は保存できるときは保存していったほうが良いのです★ただどんどん症状がひどくなったり激痛が走るようでしたら神経まで虫歯菌が及んでいる可能性があるので歯槽骨までばい菌が広がる前に神経をとるときもあります。
しみたりかむと痛んだりする時期は個人差虫歯の大きさにもよります。1から2週間から数カ月に及ぶことも。神経をさらに興奮させないようしばらく冷たいものを避けたり反対側で噛みましょう。
鎮痛薬も我慢せずに飲みましょう。症状が悪化したときは我慢せずに歯科医院受診をしましょう。

「様子を見ましょうと言われたら」しみるのにもう少し様子見ましょうと言われたらしみなくするために神経をとるという選択肢もありますが自然に症状が治まることのほうが多くあります。一度落ち着くかどうか様子見ていき神経保存できたらしましょう。経過をしっかり責任もって見ていきますので安心ください。
記事監修者
いまもと歯科クリニック歯科医師 今本裕紀
【経歴】
- 四天王寺中学校卒
- 四天王寺高校卒
- 大阪大学歯学部卒
- 勤務医を経て2010年「いまもと歯科クリニック」を
奈良県 葛城市北花内にて開院
いまもと歯科クリニックでは、むし歯や歯周病などの治療はもちろん、インプラントや分子栄養療法といった治療まで幅広く対応しています。お口の健康と心からの笑顔を地域のみなさんに届けできるよう、最善を尽くしております。
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