健康で長生きのカギはお口の健康にあり|いまもと歯科クリニック|奈良県葛城市の歯医者

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健康で長生きのカギはお口の健康にあり

超高齢社会の日本。1963年には153人だった100歳超の方たちは、2020年には8万人を超えました。でも、寿命が延びたからと言って健康に長生き出来ている人が増えているわけではありません。長生きをするなら、健康に生きたいですよね。そのカギの一つがお口の健康です。口は災いの元といいますが、さまざまな病気にお口の健康が深く関連しています。また、残っている歯の本数が、寝たきりになるリスクや寿命に影響しているという研究もあります。お口の健康が全身の健康にかかわるケースはいくつもありますが、糖尿病、認知症、感染症、寝たきりになるリスク、歯科医院で受ける予防指導の大切さについてご説明します。

歯周病もお口に炎症を起こしています。腫れや出血、痛みは炎症から来ています。つまり、糖尿病と歯周病になっている場合、内蔵からの炎症にくわえ、お口で起こっている炎症がダブルでインスリンの動きを邪魔するのです。歯周病が糖尿病を悪化させるとはこうゆうことです。

認知症は複合的な要因で起こります。これまでも、お口からの要因としては「歯を失って噛めなくなると脳に刺激が行かず、認知症なるといわれていましたが、歯周病そのものが認知機能を奪っている可能性があるというのは誰もが想像すらしなかったニュースでした。加齢にともない歯周組織や免疫が弱まると歯周病になりやすくなります。だからこそ元気なうちから歯周病を予防すること。もしなってしまったとしたら歯医者の力をかりて悪化させないように管理していくことが大事。

虫歯や歯周病は細菌が原因で、歯石やプラークのたまったお口は細菌がたくさんいる証拠です。ですから誤嚥性肺炎も含め、感染症予防も感染症予防の基本はお口をきれいなお口の維持することにあるといえるでしょう。

健康で長生きしたいということは寝たきりにならずに暮らしたいということだと思います。歯を残すために欠かせないのは日ごろから丁寧なセルフケアと歯医者さんに通うことであるのはゆうまでもありません。
あと、歯磨きと同じように重要なのがフロスや歯間ブラシです。適切な使い方を衛生士さんに指導してもらい、その後も定期的に見守ってもらうのがあんしんです。お口の健康は自分だけでは維持しにくいものです。歯医者さんというプロの力を借りて健康で長生きを実現させましょう。