虫歯の治療をしたあとこのしみるのは・・・。|いまもと歯科クリニック|奈良県葛城市の歯医者

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虫歯の治療をしたあとこのしみるのは・・・。

こんにちは。奈良県葛城市歯医者 いまもと歯科クリニック 歯科衛生士中本です苦い麻酔や歯を削る音を乗り越え、お疲れさまでした。もう一息でこの歯の治療は完了します。 Q.今日は何をしたの? 虫歯になって柔らかくなってしまった所を取り除き、穴を埋めて、さらに詰め物で詰めたりかぶ せたりするために歯の型をとりました。 Q.麻酔はいつ切れますか? 麻酔の量にもより、また個人差もありますが、概ね1時間から3時間くらいで切れてきます。麻 酔が効いている間はその部位の感覚がありませんので、ほっぺたを咬んだりしないように気をつ けて下さい。飲み物を飲むのは問題ありません。 Q.麻酔が切れてから冷たいものがしみます。 歯に刺激を与えていますので、中の神経が敏感になっています。また、神経に近い所まで虫歯が 進行していた場合、冷たいものがかなりしみる場合があります。がまんができる程度であれば、 しばらく様子を見て下さい。痛みが大きい場合は処置が必要ですので、ご連絡下さい。 仮のふたが取れてしまった場合も冷たいものがしみる場合があります。物がつまって気持ち悪 かったり、しみるのがつらい場合はご来院下さい。取れても支障がないようであれば、強く咬ま ないように気をつけながら、次回までそのままでも結構です。 つめもの、被せものを入れた後について Q.冷たい物がもっとしみるようになりました。 上記と同じように、歯に刺激を与えているので、また症状がでています。さらに、金属は熱を伝 えやすい為、仮のふたの時よりも症状が強い場合があります。 Q.しみるのは治りますか? 通常、今日より明日、明日より来週、来週より来月というようにだんだんとおさまってきます。 これは、歯の中にある細胞が刺激を遮断するために「二次象牙質」という新しい壁をつくること によります。 しかし、修復が追いつかない場合や、虫歯が大きすぎて、すでに虫歯の細菌が神経の中に入って 増えてしまっている場合、痛みが大きくなったり、強い症状が続いてしまう場合があります。そ の時には中の神経を取る治療を行う必要があります。 Q.最初から神経を取ってしまったほうが楽なのではないですか? そうですね。そういう考え方もあります。しかし、歯の神経を取ると、歯が弱くなったり、将来 的にまた悪くなる可能性大きくなり、歯の寿命が短くなってしまいます。すこしでもこの歯を長 く持たせる為にはできれば神経をとりたくないのです。ただ、痛みがつらい場合はやはり神経を とらないといけない場合があります。 できるのであれば、少し様子を見てみて下さい。私たちは、できるだけ永きにわたり口の中を健康 に保つことができるようにみなさんと相談しながら治療を進めたいと思っています。  

いまもと歯科クリニック
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