「口内炎対策になる栄養素」|いまもと歯科クリニック|奈良県葛城市の歯医者

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「口内炎対策になる栄養素」

口内炎の原因は様々ですが、口内炎ができると食べ物がしみたり、話しにくく なったりと生活に支障をきたしてしまうことがあります。 今回は「口内炎対策になる栄養素」をご紹介します。 口内炎って何 ? 口内炎とは、口の中の粘膜(舌、歯茎、唇、頬の内側など)に起きる炎症性疾患の総称で、 その発症機序はよく分かっていません。 主な口内炎の種類とその原因は以下の通りです。 口内炎の予防として「口の中を清潔に保つ」 「強すぎるブラッシングなどで口の中を傷つけない」 「ストレスや疲労を溜めない」 「バランスの良い食事を摂る」などが挙げられますが、予防や対策に お勧めの栄養素は以下の通りです。 ※口内炎だと思っていたものが、実は口腔ガンだったということもあるようです。 なかなか治らない口内炎がある場合には、歯科医にご相談されることをお勧めします。 口内炎対策になる栄養素 お勧めの栄養素 ■ ビタミンB2 ■ ナイアシン ■ ビタミンB6 ■ ビタミンB12 ■ ビタミンC ■ 鉄 ■ 亜鉛 ■ 乳酸菌、ビフィズス菌 ■ オメガ3系脂肪酸 ■ グルタミン など 口内炎の種類と原因 種  類 アフタ※性口内炎 ウイルス性口内炎 カンジダ性口内炎 原  因 口腔内の不衛生、ストレス、 ビタミン不足など 単純ヘルペスウイルス、水痘・ 帯状疱疹ウイルスなどの感染 免疫機能の低下、糖尿病、 がん、長期間の抗生剤の 使用、口腔内の不衛生など 特  徴 最もよく見られる口内炎。円形、白色の 潰瘍ができ、 強い痛みを伴う事が多い。 複数の小さい水疱ができた後、水疱が 破れてただれや潰瘍などができる。 発熱や痛みを伴う。 カビ(真菌)の一種であるカンジタ菌の 増殖により発症。口腔内に白いコケ様 のものがみられ、ただれや痛みを伴う。 ※アフタとは…直径数ミリ大の円形の浅い潰瘍のこと。潰瘍の表面は灰白色~黄白色で潰瘍の周囲は赤色をしている  

記事監修者

いまもと歯科クリニック歯科医師 今本裕紀

【経歴】

  • 四天王寺中学校卒
  • 四天王寺高校卒
  • 大阪大学歯学部卒
  • 勤務医を経て2010年「いまもと歯科クリニック」を
    奈良県 葛城市北花内にて開院

いまもと歯科クリニックでは、むし歯や歯周病などの治療はもちろん、インプラントや分子栄養療法といった治療まで幅広く対応しています。お口の健康と心からの笑顔を地域のみなさんに届けできるよう、最善を尽くしております。

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