
体と心の両方のストレスを緩和できるといわれている 『睡眠』について
日本人で死亡率が最も低いのは睡眠を7時間とる人で、 睡眠時間は短くても長くても死亡のリスクが高まるという 研究結果がある。その他、肥満や高血圧、2型糖尿病、 うつ病なども睡眠を7時間とる人のリスクが最も 少ないといわれている。 7時間寝ましょう!
睡眠ホルモンとも呼ばれる「メラトニン」や 成長ホルモンなど、体の疲労回復や成長に必要な ホルモンが分泌される時間帯は22~2時頃といわれて いるため、遅くとも午前0時までに寝ると良い。 眠りにつく時間帯は?
●起床時間は早く(遅くとも7時までに) ●起床後に朝日を浴びる ●日中はできるだけ体を動かす ●昼寝をするなら30分以内 ●夕食は就寝の 3時間前までに済ます ●入浴は就寝1~2時間前に、 ぬるめの湯につかる ●就寝前のお酒、 カフェイン入りの飲料を控える ●就寝時間が近づいたらテレビや パソコン、携帯電話の モニターを見ない ●部屋を暗くして就寝する ●起床時間は早く(遅くとも7時までに) ●起床後に朝日を浴びる ●日中はできるだけ体を動かす ●昼寝をするなら30分以内 ●夕食は就寝の 3時間前までに済ます ●入浴は就寝1~2時間前に、 ぬるめの湯につかる ●就寝前のお酒、 カフェイン入りの飲料を控える ●就寝時間が近づいたらテレビや パソコン、携帯電話の モニターを見ない ●部屋を暗くして就寝する スッキリした目覚めのために…
適切な睡眠のポイントは次のとおりです。
さらに、セロトニンを脳内に取り込む ためには、ご飯やパンなどの炭水化物も 必要です。良い睡眠には特別なものを 食べる必要はなく、ご飯にお味噌汁、 納豆や魚料理など、昔から日本で食べられて きた食事がお勧めです。
睡眠に関係の深い栄養素には「トリプトファン」 と「ビタミンB6」があります。 トリプトファンはアミノ酸の1つで、 メラトニンを体内で合成するときに欠かせない セロトニンの材料になります。
また、トリプトファンからセロトニンを 合成するためにはビタミンB6が必要に なります。
“適切な睡眠”をしている人の方がそうでない人よりも寿命が長く、 脳年齢や生活習慣病のリスクにも大きな差が表れるといわれています。 また、睡眠はダイエットや美肌にも大きな影響を及ぼすことが分かって おり、栄養や運動とともにアンチエイジングに欠かせません。
参考:青木晃「いい睡眠があなたを10歳若くする」(青春出版社)

記事監修者

いまもと歯科クリニック歯科医師 今本裕紀
【経歴】
- 四天王寺中学校卒
- 四天王寺高校卒
- 大阪大学歯学部卒
- 勤務医を経て2010年「いまもと歯科クリニック」を
奈良県 葛城市北花内にて開院
いまもと歯科クリニックでは、むし歯や歯周病などの治療はもちろん、インプラントや分子栄養療法といった治療まで幅広く対応しています。お口の健康と心からの笑顔を地域のみなさんに届けできるよう、最善を尽くしております。