
歯並びとかむ力
こんにちは、奈良県葛城市歯医者いまもと歯科クリニック歯科衛生士の中本です。
最近歯並びがあまり良くない子が増えている事が問題視されています。
なぜ歯並びが悪くなるのか?それはあごの育たないから永久歯が並びきらず、歯並びが悪くなってしまうという結果が起こっています
でもなぜ子供のあごが育たなくなってきたのでしょうか
それは子が噛む回数が激減しているからです。
現代の子供の噛む回数と食事にかける時間は、戦前の半分以下
弥生時代と比較するとなんと6分の1以下になっているのです。
あごにとって噛むことが唯一の運動です。
噛むことであごの骨がたわみます、そのことで骨を作る細胞が栄養を取り込み骨を増やした結果、あごの骨が育つのです!!
あごの骨を成長させるには次の二つのことを実行してみてください
①ひと口につき30回かもう。
一日3回しっかり食べることが大切です
その時にひと口につき右側で10回左側で10回両方で10回噛んでもらうといいです
②歯ごたえのあるものを食べる
昔に比べて歯並びが悪くなった最大の原因が「軟食」にあると思います
ハンバーグ、コロッケ、、ラーメン子供の好きなものは噛むことを必要としないものが多いのです
子供が食べたくない、残すからといった理由で軟らかい食事が慢性化しているお子様も少なくありません。
それでも子供の健やかなる発育を願って、食材を少し大きめに切る、ゆでる時間を少し短めにするなどして噛みごたえのある料理を一品出すなど工夫してみてください
まずはご家庭でできることで子供のあごの発育がよくなることをしてみてくださいね!


記事監修者

いまもと歯科クリニック歯科医師 今本裕紀
【経歴】
- 四天王寺中学校卒
- 四天王寺高校卒
- 大阪大学歯学部卒
- 勤務医を経て2010年「いまもと歯科クリニック」を
奈良県 葛城市北花内にて開院
いまもと歯科クリニックでは、むし歯や歯周病などの治療はもちろん、インプラントや分子栄養療法といった治療まで幅広く対応しています。お口の健康と心からの笑顔を地域のみなさんに届けできるよう、最善を尽くしております。