『健康で頑張ってもらうため』の食事
こんにちは、奈良県葛城市歯医者、いまもと歯科クリニック院長今本です。「働き盛り世代」を30~50歳代男性とすると、この世代は一般的に、仕事と家庭の 両方で責任ある立場であることが多く、それぞれのストレスを抱えています。 また、不規則な食生活や運動不足が目立ち、生活習慣病が気になり始める頃 でもあります。
朝食の欠食率
平成21年度の調査では、全世代の野菜摂取量の 平均は1日に295gだが、30~40歳代男性の平均 は268gと10%も少ない。 野菜の摂取量
成人男性のビタミン・ミネラル摂取量の平均に比べ、 30~50歳代男性では全体的に少ない傾向にある。 ビタミンやミネラルの摂取量
成人男性の「運動習慣のある者の割合」の平均が 35%であるのに対し、 ●30歳代男性…17.0% ●40歳代男性…26.6% ●50歳代男性…24.1% と低い。 運動習慣
警視庁の平成23年の 統計によると、30~59歳 男性の自殺者が自殺者全体の 35%以上を占めている。 自殺問題
食生活が乱れて改善するのが難しい場合は、栄養素 がバランス良く配合されている「マルチタイプ」での 栄養補助がお勧め。また、各栄養素を多めに摂ること で体の機能が向上し、生活習慣病予防や生活の質 (QOL)を高める働きが期待できる。 食生活の乱れ、生活習慣病対策
心の健康とビタミンB群は深く関係し、ビタミンB1が 不足すると「不安」や「恐れ」などの気分になる。 また、ビタミンB6、葉酸、ナイアシンなどのビタミンB群 は、気分の調節に関わるホルモンの合成に必要。 精神的ストレス、うつ対策
ストレスや喫煙、紫外線などにより、体にダメージ を与える「活性酸素」が発生する。この活性酸素の 害を防ぐための代表的な「抗酸化物質」には、 ベータカロテンやビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール などがある。
野菜や果物には、ビタミンやミネラル、ポリフェノール などが豊富に含まれます。ストレスを感じると、 甘い物やアルコールなどが欲しくなりますが、 その代わりに、不足している野菜や果物を 意識して食べてみてはいかがでしょうか?